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【古着ネットショップ始めます】古物商許可の申請準備とやり方


【古着ネットショップ始めます】古物商許可の申請準備とやり方

こんにちは!WorkFunky Clothing(ワークファンキークロージング)です。

いつもショップやブログをご覧いただきありがとうございます。


こちらのショップの運営がひと息ついてきたので、姉妹店の古着屋をオープンしようと思い今準備をすすめているところです。そこで、まずは開業するにあたって欠かせない「古物商(こぶつしょう)許可」を申請することに。


ネットで調べてもいろいろな情報や代行サービスがあるので、2022年度の最新情報としてここに記録しておきます。もし、興味があったりこれから申請するという方がいらっしゃれば少しでも参考にしていただければ嬉しいです。



古物商許可とは

古着店で販売されている赤いスニーカー

そもそも、古着を含む中古品を事業として販売するためには許可が必要です(一部、該当しない場合もあります)。


自分の家にあるものを売ったり、国外で買ったものなどを販売する場合は許可なしでも OK とされているようですが、本格的な事業としてやっていくなら取っておいた方が無難だといえるでしょう。許可の詳細については警察署や行政書士事務所に確認されることをおすすめします。


古物商の許可が必要な場合については、こちらのサイトで詳しく紹介されていますので参考にしてみてください。



古物商許可の種類

商店街内に店を構える古着屋

古物商許可には「個人」と「法人」の2種類があり、それぞれ申請時に準備すべき書類が異なります。また、申請時には取り扱う中古品の種類を選ぶ必要があり、ここで申請した物品しか販売することができません。


今回はまず、トライアルアンドエラーでまずはやく始めてみたかったということもあり個人(ショップ代表者)名義で申請をしました。ワークファンキーショップの母体は法人なのですが、こちらはまず個人名義で小さくスタートさせようと思います。


理由は、法人申請だと役員全員分の書類を揃える必要があるためで、事業が拡大するにつれて追って法人許可の取得準備をする予定です。



古物商許可(個人)の申請方法



以下では、個人許可の申請に必要な書類や準備期間などについて解説します。


1. 申請時に必要な書類


必要書類や要件について説明した情報サイトはたくさんありますが、古物商許可の書類要件は少し前に変更されており、情報が古いものもあるので注意。いろいろなサイトを見た後に、私たちは最終的に警察庁のページで詳細を確認しました。


以下は、「営業所を自宅(持ち家)としてネットショップで開業する」場合の例です。

実店舗を別に契約されていたりする場合は提出書類が異なるため、必ず最寄りの警察署にご確認をお願いします。


  1. 許可申請書

  2. 略歴書

  3. 本籍が記載された住民票の写し

  4. 誓約書(個人用と管理者用と2通必要)

  5. 身分証明書

  6. URL の使用権限があることを疎明する資料(ネットショップの場合)

  7. 上記に加えて、申請料19,000円


警察庁サイトからダウンロードできるもの


1:許可申請書、2:略歴書、4:誓約書はこちらからダウンロード可能です。



役所で発行が必要なもの


3:本籍が記載された住民票の写し、5:身分証明書はお住まいの地域の役所で発行が必要です。


自分で準備が必要なもの


Googleドメインの管理画面

ネットショップを開業する場合は、使用予定の URL の所有権を証明する資料が必要です。

今回は Google でドメインを購入済みだったので、


①Google Domain にログインして表示される URL の所有者情報ページ

②ドメイン購入時に送られてくるメール


の2種類を印刷しておきました。



2. 書類の書き方




許可申請書は、1ページ目が個人情報、2ページ目が営業所の情報、3ページ目がネットショップの URL の情報という風に分かれています。


3ページ目については使用する URL の件数分だけ用意する必要があります(1枚に記載できる URL は一つのみ)。

つまり、ネットショップの URL が2つある場合はこの3ページ目だけ2枚プリントアウトします。


略歴書は過去5年以内の経歴を記入。誓約書は右下の欄に署名するのみで OK。



3. 申請予約


書類の準備ができたら、お住まいの地域の管轄の警察署(生活安全課)に電話をして古物商許可を申請したい旨を伝えます。


今回は書類の準備に1日、すぐに警察に電話して翌日の予約を取り、翌日は役所で書類を揃えたその足で警察に向かったので実質の準備期間は2日でした。


これが法人の場合は、定款の修正に加えて、役員全員分の住民票と身分証明書、登記簿謄本など必要な書類数が増えるので労力も期間も必要です。


無事警察署に書類を提出し、料金を支払って10分ほどで申請完了。

申請が受理されれば電話が来るので、また同じ警察署まで許可証を受け取りに行きます。


通常は1か月以上かかるようなので、その間にロゴや梱包材、サイトなどの準備を進めようと思っています。過程はインスタ(@blue_enchilada)でもアップしていきますのでよければフォローお願いします!


ぜひ応援していただければ幸いです^^



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著者プロフィール


WorkFunky Clothing Team


東京を拠点に活動するアパレルデザインチーム。Tシャツショップ「WorkFunky Clothing」を運営。「小綺麗なストリートファッション」をテーマにシンプルながらひとひねりあるデザインの服を提案している。現在、古着ネットショップの開業準備中。


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